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―INTRODUCTION―

　企業法務の道に進もうと思ったのは、母との会話がきっかけです。ロースクール在学中、実家に帰省した際に、事業を行っている母から問題のある従業員の対応について相談されたことがありました。
　私なりに色々と提案していく中で、企業内には様々な事情があり、一見解決策に思える方法でも、当事者、つまり、お客さまにとっては、必ずしも良い方法ではないことがあるということを学びました。その経験から、私は、事件を解決するのみでなく、お客さまである企業にとって最も良い解決策を提示できる弁護士になりたいという志を持つに至りました。
　お客さまが叶えたい結論はどのようなものか、そこに辿り着くために取るべきアプローチは何が最適なのか。執務にあたっては、常に、お客さまにとってベストな結果になるよう、お客さまとの綿密なコミュニケーションを心がけ、お客さまに寄り添った解決ができるよう、努力いたします。
　これまで、契約書の作成・レビュー、労働審判、私的整理、一般民事・刑事事件など、様々な業務に携わってきた経験を活かし、お客さまにご満足いただけるサービスを提供できるよう努めてまいります。